※注文から到着・お披露目にいたるまでの果てしなく遠き道のりを

だらだらと書き綴っております。

最後まで読んでいただいても、あまり有益な情報はありません、すみません(涙)

 

■偉くん注文■

 世間様がゴールデン・ウィークに突入し、旅行だなんだで盛り上がる中、しょっぱなにストレスゲージが上がるような問題が起こり、熱を出して寝込んでしまいました。

 はやくも「ストレス解消のためのお買い物〜♪」な気分に陥ってしまいました。

 そして2005年5月6日。

 DODさんのサイトにて、偉くんフルセットをオーダー。

 (※ポップアップブロックをしていると、クレジット決済に進めません。注文の際にはポップアップブロックを解除しておいてください。私、それで一度失敗して冷や汗モノでした)。

 届くのは随分先だと分かっているけれど、オーダーしただけで心がウキウキしてきます。

 頭のサイズの違いとか、気になるところは一杯あるのですが、とりあえず実際に自分の目で確かめないことにはわかんないし。

 一緒に注文したウィッグも楽しみだし。

 そんなわけで、後は届くのをじっと待つことになったのでした。

 とはいえ、DODさん、最近とても忙しいらしく以前なら一ヶ月で届いたらしいのですが最近は二ヶ月くらいかかるらしいのです。

 初めての子だと待つのが物凄く辛いだろうけれど、うちのはもう三人いるので待つのは平気。

 逆に、二ヶ月あったら少しは何かお迎え準備してあげられるかな、とわくわくとどきどきでとても楽しみ。

 しーちゃんのときは初めてだったから、準備らしい準備はできなくて、岬ちゃんと灯ちゃんは修羅場カーニバル真っ最中でのお迎えだったので、

「ようこそ、我が家へ!」

 みたいな、そういうあたたかなお迎えをしてあげたことがないのです。

 でも偉くんは海外からのお客様。

 まさしく「私は言葉が分からない、迷子になったらなんとしよう」な青い目のお人形さん状態でいらっしゃるわけですよ。

 何が何でもお迎え準備をしなくては。

 しーちゃんとお揃いのお洋服とか〜♪ と妄想をいろいろ滾らせる私。

 しかしその後連続失敗するのだった…(涙)

 

 

     偉くん、発送!■

注文からきっちり2ヶ月の7月6日、DODさんから「発送しました」メールが到着!

うわぁぁぁぁぁ! 偉くんがくるよ〜〜!

でも超ヤバイ! 服が全然できてない!

6月に少しお針子をしたのだけれど、失敗の連続でもはや「なかったこと」になってます。

偉くんはフルセット…お洋服着きで我が家に到着しますが、やっぱり久しぶりのミニっ子サイズということで、「しーちゃんとお揃いv」をやりたいわけです。

しかし、目の前には腐女子的夏の宴に出さねばならない本の原稿と、7月末締めのお仕事の原稿が……。

……幸い、偉くんのお迎えはみーぽんの時のように誰にも話してません。

つまり、到着してすぐにお披露目しなくてもいいわけですよ。

「お迎えしてました」でもOKなのです。

だってぇ、偉くんのお迎えに合わせてサイトのリニューアルもしたいしぃ、そうなると時間もないしぃ、と語尾を延ばしてイイワケをはじめる私。

とりあえず、偉くんの到着は早くても8日か9日。それで届かなければ日曜は配送されなさそうだから月曜の11日になりそう。

善処しつつ、時間があれば服を作ろう。

ダメだったら8月にお披露目をのばそう。

大丈夫、みーぽんは一ヶ月以上お披露目されずにいたから!

そんな感じでお仕事を優先した私ですが、偉くんがこっちへ向かっているのかと思うとそれだけでウキウキです。

申し込んだ時から大体2ヶ月くらいを目安にしていたし、お仕事をしながらだったからそんなに「長く待った」という印象はありませんでした。

むしろ2ヶ月あったら服が作れる、などと甘い事をほざいていたあの日の自分にバックドロップ…そんな気分、とプーリップっぽく言ってみる私。

ふふ、人生ってうまくいかないものね…と思いつつも顔がにやけるのを止められない私でしたが、偉くんが日本に向かっていると思うと非常にソワソワ。

DODさんから送られたメールのEMSの番号で、一日何回も検索して偉くんの居場所を確認してました(バカ!)

以下到着までのタイムスケジュール

7月6日 17:02 郵便局で引き受け

7月6日 22:18 ソウル国際郵便局到着

7月7日 OZ112便でソウル出発

7月7日 11:40頃 関西国際空港到着

7月7日 23:13 国内局(大阪国際)に到着

7月8日 10:37 税関に提示

7月8日 18:30 配達局へ発送

7月9日 06:58 配達局へ到着

そして、

7月9日 12時過ぎ頃…偉くん到着!!!

税関では一度箱を開けられたようで上から郵便局のガムテで閉め直しをされていましたが、どうやら関税はかからなかったみたいで、支払わなくて済みました。

 ドキドキしながら箱をぱっかーん。

 全ての梱包を解くとそこに偉くんが……!

 凄く綺麗な顔〜〜!

 でも…顔、ちっさ!

 慌てて雫と並べて見ると…悪夢の遠近法発生……。

 ヤバい……一番恐れていた事態が…。

 ウィッグをつけたら気にならなくなるかしら……と、雫が持っているのやら、DODさんで同時購入していたウィッグやらを偉くんに試したのですが…ことごとく微妙ってどうよ??

 はぁ…どうしよう。

 顔はスッゴク綺麗で、体もテンションゴムが高くて自立とお座りは完璧と言ってもいいくらい。

 でも…顔の大きさが〜〜〜。

 雫の隣に並べるのつらい……。

 見慣れるまでのことだと思うんだけどナニゲにショックを受ける私。

 どっちにしても今は何も出来ないので、お披露目までには見慣れるでしょう、と気楽に構えてとりあえず帰宅いた母親に偉くんお披露目。

 母親は「綺麗な子〜〜」と絶賛。

 うん、綺麗な子なのよ〜〜、でもしーちゃんと並べられない……と言うと、母親は気にならない様子(かほ母はありとあらゆる意味でアバウトな方です)。

 気にしすぎなのかなぁ…と思いつつ、とりあえず仕事が終わるまで、お披露目もできないし、その間に慣れるかな、と言うことで偉くんはしばし放置プレイにあうのでした。

 もちろん、その間に似合いそうなウィッグを探したりしていたのですが、なんとここでも素晴らしいミラクルが起こりました。

 いつもウィッグを購入しているショップがなんと20%オフに!

 なんと素晴らしいのでしょう! 岬のときにも似たようなミラクルがありました。

 ああ、偉くん、うちに来たがっていたのね、と勝手に運命付けて早速ウィッグを注文。

 金髪などの薄い色のウィッグが似合わなかったのは、きっと眉の色が濃いせい(雫の眉もそうなので、、雫は前髪で眉を隠しております)、というコトで黒髪のウィッグと、あと気になっていたワイン色のも買うことに。ついでにしーちゃんのも買ったけど(笑)

 そして注文から三日後、ウィッグ到着。

 装着してみると…出たぁぁぁぁ! 一体なんなの、この美人さんはっっっ!

 女の子だよ、キリリ顔の女の子! 宝生舞系っっ!

 私の脳内でいろんなものがはじけました。

 もうね、慣れるとか慣れないとか、雫と並べられないとか、そんなのどうでもいいです。

 和服の似合う美人な男の子としてそだてちゃる。

 決定。

 意義を唱えられても聞きません。

 ていうか、和服をつくれるのかおまえと突っ込まれても聞きたくありません。

 

 

■お披露目までの遠き道のり■

さて、偉くんが我が家に来たのは7月なわけです。

でも、いろいろプライベートでしょっぱい問題が持ち上がりすっかりキモチが萎え気味。

というか、部屋にお人形を出しておく事さえできないような危険な状況が起きたりもしてしまったので偉くんはもとより、先住者までもがそれぞれ箱やらタンスやらに隠されることに。

時々ケースから出しては「ごめんね、せっかく来てくれたのにこんなことになって」と偉くんに謝る私。

とりあえず、デフォじゃない名前を決めてあげよう。

お披露目はまだしてないけれど、立派なうちの子なんだから! というわけで名前を考えることに。

無論我が家のお約束:漢字一文字で三音の読み。

岬と灯の二人はデフォ名から一音もらって(ミシェルの「み」とアナイスの「あ」)つけたのですが……偉くんは「い」?

そうなると「い」ではじまる三音……「樹(いつき)」と「泉(いずみ)」と「庵(いおり)」くらい?

「勲(いさお)」っていうのもあるけど、それはねぇ…南条なあの方のお名前だからパス。

個人的には「庵」がいいんだけれど、頭に浮かんだのは某格闘ゲームのあのお方。

なんか、固定イメージがあるけれど、頭に一度「庵」と決まってしまうと、もう他の名前をどれほど考えてもダメ。

 結局「庵」で決定することに。

 まあ、なんていうか公式設定でも格闘家っていうか武道をやってるみたいだし、丁度いいか、と安直に決定されたわけです。

 一応名前も決まった。あとはおそろいのお洋服……は無理だな。

 仕事がはじまっちゃったし、やっぱり着物も作れてないじゃん。

まぁ、デフォのお洋服があるからいいや(考え方が激しく乱暴)。

 写真を撮って、プロフを載せて……あ、でも待てよ、それならやっぱりサイトの改装もしたいぞ……とそのようなわけでお披露目が随分遅くなってしまいましたが、我が家で初めて海外から来た「庵」をどうぞよろしくお願いしますvv